小さな主

去年の暮れに、あるテレビ番組を見逃して・・・というか放送自体あとになって知ったのですが・・・（メールをやり取りしているＹさんから）Ｙさんが録画していたのが残っていたので、お願いしたら快くＤＶＤを送ってくれました。
ありがとう、Ｙさん 🙂

で、その番組の最後のほうに出ていたわんこ。
誰かに捨てられたと思われるわんこ。
飼い主は、わざわざ人がいない山奥に捨てていったようです。
で、物凄く人間を警戒しているんですね。
毎日えさをあげに来る人もいるのですが、そういう限られた人にしか姿を見せない。
姿を見せる時も、すぐには出てこないで、時間をかけて、安全を確かめるように周囲を見渡しながら出てくる。でも、えさをあげる人との間には信頼関係が成り立っているような。

えさをもらって山に帰っていくのですが、山から聞こえてくるわんこの遠吠えが心に響きました。もしかしたら、このわんこはこんな山奥に捨てられてもまだ、自分を迎えに来るのを待っているかと。

なんか、見るに耐えない動画がアップされていたようですね。。
どこの軍隊だとか、どこの国だとか、そんなのはこの際どうでもいい。
己より小さく弱きものに対して暴力をふるう人間を目の当たりにしながらも、あの小さなわんこは最後まで人間を信じていたのではないですか。

クドリャフカを思い出したよ。