失くしてから気づくもの

さっきテレビを見ていたら、ワッキー（ペナルティ）のおばあちゃんに米寿のお祝いをしようって番組がやってたよ。
（北海道では20日遅れらしいにゃ。。。）
それを見ていて、自分のばあちゃんのことを思い出した。

産んでくれた母親が死んだ後、父の実家でばあちゃんに少し世話になったらしい。
詳しいことは覚えてないけど。
ま、生まれてすぐの話だからねぇ。覚えてたら奇跡の人だわな（笑
そんなことがあったからなのか、父の田舎に行くといつも、ばあちゃんはおいらの赤ん坊の頃の話をしていた。そばにいた叔母が半分冷やかし気味に割って入ることが多かったけども。
小さい靴下がまだ箪笥に大事にしまってあるとか。
そんな話をよく聞かされていたな。

そんなばあちゃんも数年前に他界した。
葬式には体調が悪くて行けなかった。

今日は坊さんが来て、うちの仏さん（産みの母親）にお経をあげてもらった。
そんな事も関係しているのかもしれないし、テレビを見て単純にホロリときただけなのかもしれないけど、ばあちゃんの事を思い出しながら、同時に両親の事も思った。
いつか、父や母もいなくなる。
もういい年だしね。
父も若い時に、母親を失くした子供二人を抱えて大変だっただろうし、（今の）母親も自分の子じゃないのに、しかも難病を持っている子供を育てるというのは本当にしんどかっただろうなーと。

親孝行、したい時に親は無し。

最近はマックがいなくなって、母親が寂しそうにしているから、なるべく話をするようにはしているけどね。

本当はもっときちんと親孝行したいのだけど、それはモノをプレゼントするとかそういう事とはちょっと違うと思うのさ。
いや、そういうのが悪いと言いたいわけではないけど。

まずは安心させてあげることが大事なのだと思うのだけど、なかなかね。。
何をもって、親が安心するのか？とか考えるときりがないしね。

とりあえずは、自分の信じたことに向かって頑張るしかないな。